食用オイルは様々な料理に使われます。サラダのドレッシングに使ったり、肉を焼く時にかけたり、そのまま飲んだりする事も可能です。
しかし最も油を使うのは、揚げ物をする時でしょう。
油揚げや空揚げに適した食用油は何か、気になる点を調べてみました。
揚げ物をするのに適した油
普段天ぷらをやったりする時に、台所にある油を適当に使っている人は少なくないと思います。揚げ物は量をたくさん使うので出来るだけ安いものをチョイスしている人もいるでしょう。
しかし食用オイルにはいろいろな種類があって、特徴もそれぞれです。中には、本来健康に良いものなのに、状況によって劣化してしまうものがあります。例えばオメガ3という脂肪酸がそうです。
オメガ3は悪玉コレステロールを下げてくれたり血圧を下げてくれたりしますが、空気や熱や光に弱いという性質があります。そのため、酸化しやすいという特徴があります。亜麻仁油やえごま油などがオメガ3の代表です。
これらの油は揚げ物向きではありません(最近は熱に強いオメガ3もあります)。またサラダ油もオススメしません。こちらはよく揚げ物に使われるものの、実は高温で劣化しやすいという特徴があります。
揚げ物にはオリーブオイル
揚げ物に適したオイルの一つはオリーブオイルです。オリーブオイルは不飽和脂肪酸でオメガ9系のオイルです。オリーブオイルのオレイン酸は、加熱されても酸化しにくいというメリットがあります。
また油をあまり浸透させないので、仕上がりが油っぽくなり過ぎることがありません。むしろカラッとした仕上がりになります。消臭効果もあります。
オリーブオイルは、値段が一般的に高いので、少し気おくれするかもしれませんが、健康のためにはオリーブオイルをオススメします。
知れば知るほど面白いオイルの世界
食用オイルをどれにするかあまり意識していないという人はたくさんいらっしゃると思います。しかし食用オイルはバリエーション豊かで、知れば知るほどその特性に魅力を感じるようになります。
健康効果はもちろん、デトックス効果や美容効果なども期待されるオイルの世界について詳しくなるために、通信講座を使うのは便利です。
諒設計アーキテクトラーニングの「食用オイルソムリエW資格取得講座」などのように、初心者でもオイルに詳しくなるような講座があるので活用してみてください。
まとめ
揚げ物料理を無性に食べたくなる事が時々ありますが、少しでもおいしく素材を揚げるには、食用オイルを賢く選択する必要があります。
揚げ物にオススメのオイルはオリーブオイルです。熱に強く仕上がりもよくなるので、今度揚げ物をする時はぜひオリーブオイルを購入してみてください。